2期生 奨学生の声
4年間学業に励んだ奨学生のみなさんのコメントをご紹介します。
これからの「空間ディスプレイ」との
関わりについて
- VOICE 01
- 2期生(2022年4月入学・2026年3月給付終了)
芝浦工業大学 建築学部建築学科
- コミュニケーションの媒体である空間を構築する上で、構造工学の知識は必要不可欠であると考えます。現在私が専攻している構造工学の知見や技術は、空間におけるコミュニケーションの活性化に直接寄与するものではありませんが、安心安全な環境を支え、空間を形作る強固な基盤として、間接的に貢献できると確信しております。また将来は、建築業界という枠組みにとらわれず、多角的な視点を持って空間ディスプレイの可能性に携わっていきたいと考えております。
- VOICE 02
- 2期生(2022年4月入学・2026年3月給付終了)
多摩美術大学 美術学部統合デザイン学科
- 卒業後はゲーム会社にて2Dデザイナーとして、グラフィックやイラスト制作に携わっていきます。主にキャラクターやビジュアルの制作を通して、作品世界の魅力を視覚的に伝える役割を担いたいと考えています。
制作したグラフィックやイラストは、グッズ展開や広告ビジュアル、イベント装飾、展示空間などへと広がり、現実空間の中で体験として再構築されます。特に近年では、ポップアップイベントやコラボカフェ、展示会など、コンテンツが空間へ展開される機会が増えています。
今後は2Dデザインを軸にしながらも、グッズデザインやイベントビジュアル、空間装飾といった領域と積極的に関わり、平面表現と空間体験をつなぐ立場で制作に携わっていきたいと考えています。
- VOICE 03
- 2期生(2022年4月入学・2026年3月給付終了)
多摩美術大学 美術学部環境デザイン学科
- 就職先は田舎の小さな和紙の会社であるが、仕事内容は和紙の原料制作、和紙の制作、和紙の現場施工、工芸品制作や展覧会の業務などがあり、和紙の制作から最後の施工までを請け負う仕事である。職種やチームは柔軟に移動できる体制の為、いろんな分野を経験したいと思っている。会社内には新しく設計事務所も設立された為、二級建築士の資格の勉強もしながら自分の好きな和紙を大学で学んだ空間や建築の力でより魅力的なものにできればそれが一番いい形である。店舗からの家具や内壁の依頼が多い為、空間ディスプレイとは深く関わっていく事になると思うが、自分でモノを作れる職人と別に、常に新しいものを考えるデザイナーとしての自分はずっと残しておきたい。
理想は二刀流であり、自分で働くバランスを決められる、自立した働き方を目指して、日々の修行で技術を磨きながら、施工や設計士としての経験も少しずつ積みたい。
今の時代の職人像は同じ一つのものをつくり続ける人ではなく、つくれて売れる人になっていかなくてはいけないと思っている。
職人兼デザイナー、どちらの分野でも引き出しがあるような人間になる為には、まず素材の和紙の魅力を伝えられるように和紙を作れるようにならなければいけないし、常に素材への信念を持って接していれば、空間ディスプレイの設計にもそれが現れてくるのではないかなと思っている。依頼に対応しその場その場でいいものを検討しながら対応するプロのチームもいるが、私の考える進路は素材を研究し突き詰める事で空間ディスプレイの段階に進み、生産から施工までの一連の職人になることである。
仕事を依頼されるような人間になる為にも、何を大事にしたいか、初心を忘れずにこれからの修行経験を積んでいきたい。
- VOICE 04
- 2期生(2022年4月入学・2026年3月給付終了)
東京造形大学 造形学部デザイン学科室内建築専攻領域
- 卒業後はイベント会社にて、コンサート部門の設計デザイン職として働きます。ライブ、コンサートやフェスなどのセットデザインを担当し、舞台上の空間ディスプレイを制作します。
NCFの奨学生に応募する際、提出した小論文にコンサートに携わりたいと夢を語ってからずっとその想いを胸に行動を続けてきました。高校生の頃から密かに考えていたけれど、そのような職種があるのか、そもそもそのような会社があるのかも分からずに進んだ道が間違っていなかったと実感でき、とても嬉しく思います。
奨学生として4年間サポートしていただいたことを忘れず、今後も精進します。
- VOICE 05
- 2期生(2022年4月入学・2026年3月給付終了)
東京都立大学 都市環境学部環境応用化学科
- 私の専攻は化学であるが、化学の空間ディスプレイにおける役割は大きいと思う。例えば、空間をデザインするにあたって、視覚に訴える情報は重要であり、中でも色は眼に入る情報の大きな部分を占めると思うが、その色は分子が吸収する光の波長によって決まることが多い。その分子について考えるのが化学という学問である。
私が研究対象としている分子は、光を当てると、二つの分子がくっついて、新たなひとつの分子になるという特徴を有する。光を当てる前の溶液の色は蛍光色の黄色だが、光を当ててくっつくと、無色透明になる。さらに面白いことに、この無色透明の溶液に別の種類の光を当てると、再び黄色に戻る。つまり、くっついていた分子が分裂し、元の二分子に戻る。当てる光を変えることで色調のスイッチングができるということだ。空間ディスプレイの観点からは、当てる光によって色合いが変化する、デザインの高い内装などに応用できる可能性がある。また、スイッチング機能は看板などの情報を伝えるための手段として大きな可能性を秘めていると思う。
- VOICE 06
- 2期生(2022年4月入学・2026年3月給付終了)
東京都立大学 法学部法学科
- 今後は勤務先にて、広報文化外交の一環として、日本らしさを空間ディスプレイによって表現していきたいです。豊かな日本文化を外国の方々に知ってもらい、興味を持ってもらうためには、その表現方法が重要であると考えます。そのため、印象に残る空間作りを念頭に置き、広報文化という方法で日本のプレゼンス向上のために役立てたいです。
- VOICE 07
- 2期生(2022年4月入学・2026年3月給付終了)
武蔵野美術大学 造形学部工芸工業デザイン学科
- 卒業後は、空間ディスプレイや空間デザインに関わる分野で実務経験を積みたいと考えています。これまでの制作を通して培ってきた、光や素材を用いて人の知覚や記憶に働きかける視点を、実際の空間の中で活かしていきたいと考えています。
奨学金事業トップページ
募集要項はこちら