財団について

Our Mission

香川県高松出身の乃村泰資たいすけ(1873-1948)は、足袋職人から舞台の道具方に転じ、
さらに伝統的な菊人形興行に新たな演出を加えた「段返し」を考案しました。
泰資の人びとに“歓びと感動”を届けたいという思いは、大衆娯楽のダイナミックな空間演出技法を生み出す源となり、
現代における空間プロデューサーとして、またこれを生業とする乃村工藝社の創業者として活躍します。
その後、展示装飾・演出技術は、時代とともに進化し発展を遂げ、
「ディスプレイ業」と呼ばれるひとつの産業として確立されました。
いまや、ディスプレイは私たちを取り巻くあらゆる空間に存在し、私たちの生活に不可欠なものとなっています。
乃村文化財団は、先人たちの創意工夫にあふれる進取の精神を継承し、多様なコミュニケーション手段を通じて
より豊かな未来が実現するよう、ディスプレイのさらなる発展の一翼を担うという志のもと、
乃村工藝社創業130周年記念事業の一環として設立されました。

※ 段返し
物語の進展に応じて奈落からのせり上げや天井からの吊り下げ、
舞台袖の書割を駆使して幕間なく一瞬のうちに場面転換する仕組み。

財団法人概要

名称 一般財団法人 乃村文化財団
名称英文字表記 NOMURA CULTURE FOUNDATION
事務所所在地 東京都港区台場2丁目3番4号
目的 ディスプレイは、人と人、人と物、人と情報をつなぎ豊かな価値を創造する空間を媒体としたコミュニケーション手段のひとつです。
乃村文化財団は、空間デザイン・ディスプレイデザイン・環境デザイン・建築デザイン・情報デザインなどディスプレイ業に関わる領域全体を広く空間ディスプレイ分野と捉えて、リアルからバーチャルへと未来に向かって進化する新たなディスプレイを見据え、空間ディスプレイ分野を志す学生および研究者を支援し社会貢献の可能性を広げることにより、経済、産業ならびに文化の発展に寄与することを目的としています。
  • ※ディスプレイ業
    総務省告示 日本標準産業分類9291ディスプレイ業
    1984年、日本標準産業分類に「ディスプレイ業」が新設され、ディスプレイという言葉が公的に認められた。
事業内容
  • (1)日本国内の大学生に対する奨学金の給付事業
  • (2)空間ディスプレイに関する研究者に対する研究助成事業
  • (3)空間ディスプレイに関する表彰事業
設立日 2020年12月15日
決算日 毎年11月30日
役員等 評議員7名 理事6名 監事2名
役員等の任期 理事・監事 2年 評議員 4年 選考委員 2年
その他 年2回程度、理事会・評議員会等を開催予定

ロゴマーク

乃村文化財団

財団法人の設立にあたり、乃村文化財団では
「人間環境創造、そして空間による
コミュニケーションの可能性を広げ、
豊かな未来を見つめるスコープを
イメージしたデザイン」として、
左記ロゴマークを作成しました。

役 員 等

評議員

安藤 忠雄 建築家
稲垣  博 空間デザイナー
河上 恭雄 学校法人東京女学館評議員・理事
本保 芳明 国連世界観光機関駐日事務所代表
八木 幸二 東京工業大学名誉教授
涌井 史郎 造園家
渡辺 裕泰 公益財団法人日本関税協会理事長

理 事

理事長 渡辺  勝 株式会社乃村工藝社代表取締役会長
専務理事 髙橋 元彦 一般財団法人乃村文化財団事務局長
小川 義和 国立科学博物館調整役
橋爪 紳也 大阪府立大学研究推進機構特別教授
畠山 経彦 東京理科大学理学部非常勤講師
廣村 正彰 グラフィックデザイナー

監 事

小野 賢二 税理士
川俣 尚高 弁護士

(2021年2月現在・50音順)

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株式会社乃村工藝社 総合ディスプレイ会社